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二枚落ち定跡・三種 [将棋(手順考察)]

 先週の飛車落ちに続いて、今週は二枚落ちを扱ってみたいと思います。実際に駒落ちで指す機会などない...というわけでもないようなので:)、復習しておくのも悪くないでしょう。二枚落ちの定跡は以下の三種類です。
1.下手・居飛車バージョンの定跡である『二歩突っ切り
2.下手・振り飛車バージョンの定跡である『銀多伝
3.上手から紛れを求める『5五歩止め
 当初は3回に分けてこのブログで扱おうと考えていたのですが、予定していたほどの分量がないので、1回にまとめて掲載しちゃいます:)。では、行ってみましょうノ。


 二枚落ちの下手の指し方に共通して言えることがあります。
4筋の位を取る=角筋を通して戦う
 角筋を通すことで、上手の金銀二枚を釘付けにすることが出来ます。下手が早々に4筋の位を取らないと、上手に▽4四歩~▽4三金の好形を築かれてしまいます。
攻撃陣を組み立ててから守備陣を整備する
 自陣整備は後回しで良いのです。先に攻撃陣を築き、上手の陣形を制限することが重要です。

 下手で指すならば、「二歩突っ切り」「銀多伝」の両方の定跡を覚える必要はないと思います(私が小学生の頃に覚えたのは「銀多伝」だけでした)。私は特異な形である「銀多伝」の方を選びましたが(小学生の頃からそんな好みだったんかいノ)、どちらかと言えば、攻撃的な「二歩突っ切り」の方が指しやすい気がします。
 「5五歩止め」定跡に対しては、気合いから言って8手目は▲5五同角と取りたいところですが:)、誘いに乗らず▲4八飛とする方が下手としては指しやすそうです。
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by お名前(必須) (2016-03-29 21:07) 

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